今回の唯一の観光です(笑)
ウルワツ寺院でケチャダンスを見てきました。 ケチャは以前にバリに来た時一度見たことがあるのですが、薄暗い夕方に心地よい音楽を聴きながら半分眠ってしまって。。。(苦笑) で、リベンジという訳ではないのですが、ウルワツで夕日を見ながらケチャを楽しもう、と行ってきました。 ホテルで車をチャーターして15時頃に出発しました。 ジンバランにあるジェンガラ・ケラミックとコーヒー工場へ寄り、少しお買い物。 その後、ウルワツ寺院へ向かいました。 ジンバランから約1時間ほど。 かなりアップダウンの激しい道を車で走っているとき、自転車で走ったら楽しそう、と思ってしまいました。 かなり毒されているみたいです。 ウルワツ寺院に着き、入り口で入場料 3000Rp.を支払いました。 寺院では肌を露出した服装では入れなくて、ショートパンツなど足が出ている場合は腰巻(布です。サロンというそうです)、そうでない人はスレンダンという帯を腰に巻いて入ります。 肩や胸元の露出はいいのか?と思いましたが、注意はされていませんでした。 海に向かって歩いていると、周りにさるがたくさんいます。 運転手さんが「ペンダントとイヤリングを外した方がいいよ」と注意してくれました。 さるがさらっていくのだとか。 なんてふてぶてしい。 遠くにウルワツ寺院が見えます。 時間があればあちらまで登ってみたかった。 かなり細い坂道なので、実際に上ってみたら やめときゃよかった と思ったかもしれません。 ケチャのチケットを50,000Rp.で購入し、そのまま観客席へと誘導されました。 始まるまで1時間ほどあるので、まだまだ席には余裕がありました。 が、あれよあれよという間に席が埋まり、ダンスが始まる頃には満席になりました。 早めに来ていてよかったわ。 真正面の舞台中央には門があります。 ここから夕日を望むときれいなんだとか。 しかしこの日は天気が悪く、観客の人々もホテルから傘を持参している人が多々。 夕日は見えるんでしょうか。そもそも火をたくケチャはできるんでしょうか。 などと心配している間に始まりました。 ケチャダンスは、バリ古来の土着宗教である太陽崇拝と、海から魔物が陸にあがって来ないように祈る儀式が発展したものだそうです。 「ラーマヤナ物語」としても有名。 はじめはダンサーに聖水をかけてお清めの儀式。 たまにやる気がなさそうなのもいます。 ラマとシータの舞。 手や指の動き、とてもまねできないと思います。 あんなに指を反り返らせたらつってしまいそう。 シータに横恋慕した魔王ラワナが黄金の鹿をつかってシータを誘います。 シータはどうしても黄金の鹿が欲しくてラマに「捕まえて」と頼み、ラマは弟に妻の安全を頼んで森へ。 弟はちゃんとわなだと分かっているのに、どうしてシータはそんなわがまま言うの?どうしてラマは言うことをきいてあげるの?と思ってしまった。 結局シータはつかまっちゃうのよね~。 弟が兄の言うことをきいて一生懸命シータを守ろうとしているのに、「兄を見殺しにして自分と結婚したいんだろう」って勘ぐったりしておばかさんです。 怒った弟ラクサマナが兄の様子を見に行っている間に、それも弟が安全を考えて火の輪のおまじないをかけたのに、そこからもほれほれと出てしまうんだもんね~。 ラマがシータを助けに行くようにお願いした白サルのハノマン。 ちゃんとシータに信用してもらえるようにラマの指輪を持参するなんてかしこいわぁ。 でも捕まって火で焼き殺されそうになります。 ほんとに周りをわらで囲って火をつけるんです。 熱そう。。。 何とか無事に逃げ出すのですが、火をけちらすはだしの足、熱くないんだろうか。 慣れてしまうのかしら。 この後ラマがハノマン、猿王のスグリワ、部下のトゥアレンと共にラワナの息子に戦いを挑み、無事シータを助け出します。 で、めでたしめでたし。 終わった頃にはとっぷりと日が暮れてました。 あら?夕日は?いつしずんだんでしょう? 全然見てませんでした。 それくらいケチャに夢中だったのね。 今回は友人がストーリーのポイントで解説を入れてくれたので、とっても分かりやすかったです。感謝。 しかしシータってなんてわがままなーん(笑)
by nihon-neko
| 2008-12-01 13:03
| 旅行・観光
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