JAL5051便で友人と二人、シャルル・ド・ゴール国際空港第二ターミナルに着いたのは夕方でした。
12時間余の旅に少々疲れ気味です。やっとついた・・という気分でした。 到着ゲートに降り立った私たちはターミナルの長い移動通路(エスカレータの通路版)を周りの人につられて歩き、構内モノレールに乗ってBaggage Craimへと進みました。 意外に早く出てきた荷物を受け取って、いざパリへ!短い夏休みの始まりです。 シャルル・ド・ゴール国際空港はパリの北東約25kmに位置しています。 パリ市内への交通手段はタクシー、バス、RER(フランス国鉄が運営する地下鉄)等があります。 今回はツアー旅行ではなく、飛行機のチケットとホテルをそれぞれ自分たちで手配する旅です。ツアー名やMis.***という用紙を持って出口で待機している現地ガイドさんを横目にタクシー乗り場を探しました。 タクシーだと高速道路を通って約4、50分、50ユーロ程かかります。運賃以外にスーツケース等の大きな荷物は別途料金が必要です。 料金はかなり高いのですがスーツケースを持って空港からRERに乗るのは「全財産を持っています」と宣伝しているようなもので危険だ、聞いたので迷わずタクシーを選びました。 タクシー乗り場に着きました。 白いひげが印象的な運転手さんに「TAXI?」と手招きで呼ばれた私と友人は、メータータクシーであることをしっかり確認して、ホテルの地図、住所を運転手さんに見せました。 運転手さんが、分かった、という顔をしたので、内心は本当に大丈夫かなぁと少し不安に思いながらも座席に乗り込みました。 空港内の道路を出口に向かって走っている時、パトカーがすぐそばを通りました。 運転手さんが英語で「パトカーがいたよ。」と言いましたが、私はおしゃべりな運転手さんが色々話しかけているのかな、くらいに思っていました。 もうしばらく走った頃、運転手さんが「シートベルトを締めなさい。パリではタクシーに乗った時には必ずシートベルトをしなければいけないんだよ」と教えてくれました。先ほどパトカーがいる、と言ったのはそういう意味だったのです。 サンタクロースの衣装が似合いそうな運転手さんです。最初はあまりスピードも出さず安全運転なのかと思いきや。。。 パリの車は左ハンドルなので右手でギアを操作します。途中でかかってきた携帯電話を左手で持ち、渋滞中の道路で度々右手でギアチェンジをします。つまりその間はハンドルがお留守。。。それでも器用に右手だけでギアとハンドルを操作しながら車線変更までしてました。 それでも親切な運転手さんで、ホテルに着く少し前「ここがCAUMARTIN通りだよ。タクシーに乗るなら通りの名前を覚えておきなさい。タクシーの運転手はたいがい英語が話せないからね。」と教えてくれました。 パリ市内の住所は通りの名前と番地で構成されています。住所が分かれば必ずつれていってもらえるということです。 私たちの泊まるホテルは、LA PELA 。MADELEINE大通りからCAUMARTIN通りへ200mほど入ったところにある小さなホテルです。 ホテルのフロントで無事チェックインをすませ、部屋へ向かいました。 若干狭いですが小奇麗な部屋に入り、時計を見ると19時少し前でした。 友人があらかじめ調べておいてくれた近くのスーパーへ行き、ミネラルウォーターや缶ビール、チーズ等を買い込んだ私たち。 「明日からどういう予定で観光しようか」と相談をしながらとりあえず無事に到着したことを缶ビールでお祝いしました。乾杯!
by nihon-neko
| 2007-08-11 17:00
| 旅行・観光
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