かねてより一度は行ってみたいと思っていました。
広さにおいては世界で5本の指に入る有名な美術館です。さぞかしすばらしい美術品があるのだろうと思いました。 でも一番のきっかけは「ダ・ヴィンチ・コード」でした。ミーハーですね。 バチカン王国が舞台である「天使と悪魔」もそうですが、ダン・ブラウンの作品は読み進むにつれ各場面が映像として目に浮かんできます。 ルーブル美術館で謎解きのヒントとなった絵、モナ・リザや岩窟の聖母など、これらを展示場所の位置関係なども含め一度この目で見てみたいと思いました。 ルーブル美術館の開館は午前9時です。朝早いにもかかわらず地下の入り口付近にはすでに入場を待つ人々の列ができていました。 ダ・ヴィンチ・コードの最後のシーンで、ラングドンがマグダラのマリアの棺に思いをはせるあの場所です。 ここでパスを持っている人、チケットを購入しなければならない人とで列が分かれます。パスを持っている人は優先的に入場できました。少しVIP気分です。 入り口を入ると正面にインフォメーションセンターが見えます。 ここで日本語の館内地図を入手します。各部屋には番号がふられていて、地図と見比べることで自分がどの辺りにいるのかが分かるようになっています。 またこの地図には有名な美術品がどこに飾られているのかが書かれています。 中はとても広く1日で回りきれるものではないので、どうしても見たいものを先に見てしまい、その後で順次館内をめぐることにしました。 ルーブル美術館はコの字型に建てられており、それぞれの辺に「ドゥノン翼」「シュリー翼」「リシュリュー翼」と名前がつけられています。 半地下から3階まであり、それぞれ国や時代別に美術品が展示されています。 私たちはまず「ドゥノン」の入り口から入りました。 高い天井の広い通路を抜け、正面の階段を上がると踊り場部分に「サモトラケのニケ」があります。 サモトラケ島で発見された女神ニケの大理石像で、首から上がありません。 翼部分は後ほどばらばらで発見されたものを復元したそうです。 そこから右側へ更に階段を上がるとドゥノンの2階に入ります。 イタリア絵画の飾られた広い通路を抜けて一直線にモナリザの部屋へ。 入って真正面にモナリザがいました。 さすが、モナリザです。絵の両サイドに係員が立っており、絵の近くへは行けないようにロープがひかれていました。 開館直後にとんで来たにもかかわらず、モナリザの前には既に人だかりが。 絵はガラスの入ったついたて状のケースに収められているため、写真はあまりきれいに撮れませんでした。 次はミロのビーナスへ。と思っていたのですが、ドゥノン2階のイタリア絵画、フランス絵画は大変魅力的な絵が多く、ここから館内を順番に回ることにしました。 と言っても、広いルーブル美術館。1つ1つをじっくり見ていると回りきれません。前を素通りするだけの絵がほとんどでした。
by nihon-neko
| 2007-08-13 09:00
| 旅行・観光
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