セーヌ川の向こう岸、オルセー美術館のテラスから撮影したルーヴル美術館です。
美術館内はフラッシュをたかなければ撮影可能です。ルーブルに限ったことではなく、海外の美術館は大概そうでした。日本では考えられないですね。 美術館の展示室に窓があるのも驚きでした。直射日光は当たらないにしても作品の保存はどうしているのでしょう。最新の技術(?)が駆使されているのでしょうね。 岩窟の聖母(ダ・ヴィンチ)の周りは人だかりがしていました。これもダ・ヴィンチ・コードのおかげでしょうね。 そのそばにサロメが銀の盆にのったヨカナーンの首を持っている絵がありました。 # 作者を控えてくるのを忘れてしまいました。 自分の欲望を満たすため、ヨカナーンの首を所望したサロメ。 あどけなさが残る表情で、銀の盆に乗せたヨカナーンの首を持っています。 人間の感情は理屈ではなくて言葉で説明できるものでもなくて、もしかしたら他人には理解されないかもしれなくて、自分でコントロールできないこともあって。 だから人間的で人々を魅了するのかな。絵を見ながらそんなことをぐるぐる考えてしまいました。私この絵好きだな。 いかさま師(カラヴァッジョ)もおもしろいです。 左からいかさま師、給仕の女、高級娼婦、この3人がぐるになって右端の若い男をだまそうとしています。 確かにぼーっとしてだまされやすそうな顔をしています。 説明を読むまで若い男ではなくて金持ちのおばさんかと思っていました。 高級娼婦の目つきがいかにもずる賢そうです。 いわずと知れたミロのビーナスです。 美しいですね。顔と体のバランス、やわらかい腰つき、腰布が今にも落ちそうでささえてあげたいです。 後ろ側から見るとおしりが半分見えてます。。。ローライズみたい。 腕がないのが残念です。あったらどんな形なんでしょう。 メデューズの筏(テオドール・ジェリコー)、民衆を導く自由の女神(ドラクロワ)、レースを編む女(フェルメール)、ナポレオン1世の戴冠式(ダビッド)、トルコ風呂(ドミニク・アングル)・・・書ききれるものではありません。 今度来るときは絶対に図鑑を持ってきます。 ガイドブックには主な絵や彫刻の説明が載っているのですが、足りない! 図鑑を見ながら見学なんて何日もかかりそうですが、いつか時間がある時にそうしたいな。
by nihon-neko
| 2007-09-16 12:15
| 旅行・観光
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