生まれて初めて鍼灸院に行ってきました。
股関節痛、膝裏の痛みが治ればいいなぁと思いつつ、ほんまに効くんかしらと半信半疑でした。 JRの各停しか停まらない駅から徒歩5分ほど。 看板がなければ一般のお宅と間違えてしまいそうな小さな鍼灸院でした。 玄関を開けると中には人がわんさかいるので少しびっくり。 看護師さんも入れ替わり立ち働いていらっしゃるので、何人かは分からなかったのですが、少なくとも3名はいるかな。 廊下、休憩室に置かれた椅子やソファーで治療を受けておられる患者さんが10名ほどおられます。 小部屋でベッドに寝ての治療も可能ですが、数が少なくて予約がなかなか取れないとか。 壁に鍼灸の効用が書かれていました。 え?こんなんにも効くの?というような疾患もあり、東洋医学の神秘に驚かされました。 最初は問診です。 これは看護師さんが担当します。 どこが痛むのか、いつからか、どういう時に痛むのか、などを詳しく聞かれました。 しばらく待って、先生が登場。 ひげ面で一見こわそうですが、話すと小さな目がくるくるしてちょっとお茶目でした。 よかった。鍼なんて初めてだし、不安も少しあったのよ。 さて。いよいよ治療です。 まず先生が脈をとります。 脈診というそうです。 両手で6箇所。そのバランスを診て症状とあわせて診断するのだとか。 不思議です。 脈なんてどくどくふれてるだけじゃないの? 日本でも脈診ができる先生はあまり多くないんですって。 ほんの数秒脈を診ただけで「左のアキレス腱が弱いですね」と言われました。 なんで脈でそんなことが分かるんだろう。 先生が説明してくださるのですが、あんまし理解はできませんでした(苦笑) で、私の症状です。 本来だと立つ、動く、という動作で足を使う場合は、アキレス腱でまずふんばるのだそうです。 左右同じ動きをしても左はアキレス腱が弱いので、そのぶん膝や股関節、腿などに負担がかかるのだとか。 手で触ってみても、左のアキレス腱が柔らかいんだそうです。 自分ではよくわからんけど。。。 左に力が入るように鍼を2本うってくれました。 1本目は内側くるぶしのすぐ下あたりです。 そのまま10分ほどおいておくと、左ふくらはぎが少しぴくっと反応しました。 次に外側くるぶしの10cmほど上、こちらは7、8分おきました。 2本の鍼を抜いて、立ち上がったり歩いたりしてみました。 左足がしっかり立ってる気がします。 椅子から立ち上がる時にもこれまでと違い、ふくらはぎや足首あたりにしっかり力がかかっているのを感じます。 膝裏の張りもましになったみたい。効いてるってことですよね。 続いて3本目は同じく左足の外側くるぶしのすぐ上にうちました。 ここは左太ももの裏側の張りをゆるめるためです。 ツボは時間や体調によって、同じ人でも変化するのだそうです。 だから今日鍼をうったところを自分でマッサージしても効くとはかぎらないんだとか。 不思議ですね~。 太ももの張りがゆるんだら、なんと背中のしびれがましになりました。 実は半年くらい前からでしょうか。背中の肩甲骨の内側あたり、凝ってるというよりしびれててさわっても感覚がないくらいになってたのです。 まだ凝りは残っているのですが、しびれたような感じはなくなりました。 肩(左右の長さが違うんだそうです)、骨盤(腰の高さが違います)、背骨のゆがみを治すともっとましになりますと言われました。 ゆがみを治したら身長伸びるかしら(笑) しばらく週1で通うことにし、8月末まで予約をとりました。 ちょっと遠くて治療費も安いわけではないけど、オットくんの了解ももらったしがんばって通うことにします。 すんごいスタイルよくなってしまったらどうしよう(笑)
by nihon-neko
| 2008-07-17 12:32
| 美容・健康
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